学校のマラソン大会から100kmマラソンなどマラソン大会ってさまざまありますね。同じくマラソンの練習方法もいろいろありますが、天候や時間の制約を受けずに行えるランニングマシン(トレッドミル)での練習は、多くのランナーにとって便利な選択肢です。この記事では、ランニングマシンを使った効果的なマラソン練習方法について詳しく解説します。
ランニングマシンの利点
1. 天候に左右されない
外でのランニングは天候の影響を受けやすく、雨や雪、暑さ寒さなどで練習が難しくなることがあります。ランニングマシンを使えば、室内で快適な環境下で練習を続けることができます。
2. 安全性
特に夜間や早朝のランニングでは、暗がりや交通量の多い道路での練習は危険を伴います。通行車両からランナーが見えにくいだけでなく、ランナーも足元の段差の発見が遅れるなどのリスクがありますね。ランニングマシンを利用することで、安全に練習を行うことができます。
3. 一定のペースを保ちやすい
屋外でのランニングでは信号や一旦停止、歩行者やほかのランナーとの速度差などペースを乱されることが多いです。それに対してランニングマシンは設定した速度で一定のペースを保つことができるため、ペーストレーニングに最適です。自分のペースを確認しながら練習を続けることができます。
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練習メニューはフルマラソン(42.195km)と短距離のマラソン大会(5km)で紹介します。
3か月前
この時期は基礎体力と持久力の向上を目指します。週に4〜5回のランニングを目標にし、長距離走やインターバルトレーニングを組み合わせて行います。
練習メニュー例:フルマラソン
- 週1回のロングラン: 1時間〜1時間半の連続ランニング
- 週2回のインターバルトレーニング: 1分間のスプリントと2分間のジョギングを10セット
- 週1回の傾斜トレーニング: 傾斜を2〜5%に設定して20〜30分間ランニング
- 週1回のリカバリーラン: ゆっくりしたペースで30〜40分間のランニング
練習メニュー例:5kmマラソン
- 週1回のロングラン: 30〜40分間の連続ランニング
- 週2回のインターバルトレーニング: 1分間のスプリントと2分間のジョギングを8セット
- 週1回の傾斜トレーニング: 傾斜を2〜4%に設定して20分間ランニング
1か月前
大会に向けてペーストレーニングとレースシミュレーションを行います。この時期は、レースペースに慣れることが重要です。
練習メニュー例:フルマラソン
- 週1回のロングラン: 1時間半〜2時間の連続ランニング
- 週2回のレースペーストレーニング: 大会で走りたいペースで40〜60分間のランニング
- 週1回のインターバルトレーニング: 1分間のスプリントと2分間のジョギングを8セット
- 週1回のリカバリーラン: ゆっくりしたペースで30分間のランニング
練習メニュー例:5kmマラソン
- 週1回のロングラン: 40〜50分間の連続ランニング
- 週2回のレースペーストレーニング: 大会で走りたいペースで20〜30分間のランニング
- 週1回のインターバルトレーニング: 1分間のスプリントと2分間のジョギングを6セット
2週間前
疲労を溜めずにコンディションを整える時期です。練習量を減らしつつ、適度な強度のトレーニングを行います。
練習メニュー例:フルマラソン
- 週1回のロングラン: 1時間〜1時間半の連続ランニング(ペースを少し落とす)
- 週1回のレースペーストレーニング: 大会ペースで30〜40分間のランニング
- 週1回の軽いインターバルトレーニング: 1分間のスプリントと2分間のジョギングを6セット
- 週1回のリカバリーラン: ゆっくりしたペースで20〜30分間のランニング
練習メニュー例:5kmマラソン
- 週1回のロングラン: 30〜40分間の連続ランニング(ペースを少し落とす)
- 週1回のレースペーストレーニング: 大会ペースで20分間のランニング
- 週1回の軽いインターバルトレーニング: 1分間のスプリントと2分間のジョギングを4セット
1週間前
大会直前は疲労を回復させることが最優先です。軽いジョギングとストレッチを中心に、リラックスした状態で大会に臨みます。
練習メニュー例:フルマラソン&5kmマラソン
- 週初めに1回の軽いランニング: ゆっくりしたペースで20〜30分間のランニング
- ストレッチとウォーキング: 毎日軽いストレッチとウォーキングを行い、筋肉をほぐす
- 十分な休息と栄養補給: 体調を整えるために十分な睡眠とバランスの取れた食事を心がける
効果的な練習のためのポイント
1. 正しいフォームを維持
ランニングマシンでも正しいランニングフォームを意識することが重要です。背筋を伸ばし、肩の力を抜いてリラックスした姿勢を保ちます。腕は力を抜いてリズミカルに後ろに引くことを意識すると体のねじりが使えて骨盤が前に出るようになりますよ。
2. 十分なウォームアップとクールダウン
練習前には必ずウォームアップを行い、筋肉を温めます。練習後にはクールダウンを行い、筋肉の緊張をほぐします。慣れないうちはふくらはぎに疲労が残ることが多いです。ランニングが終わったらふくらはぎをしっかりと伸ばすストレッチをしてください。
3. 水分補給
室内でのランニングは汗をかきやすいため、こまめに水分補給を行います。練習前、中、後に十分な水分を摂取しましょう。
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1. ペース戦略を立てる
レース中に自分のペースを守ることが重要です。最初から全力で飛ばすのではなく、前半は自分の目標ペースを維持し、後半にエネルギーを残す戦略を取ることで、後半でペースダウンせずに走り切ることができます。
2. ライバルの動きを観察する
レース中はライバルのペースや動きを観察し、自分のペースと比較します。ライバルがペースを上げた時には無理に追わず、自分のペースを守ることが重要です。終盤に余力がある場合には、ライバルを追い抜くタイミングを見計らいます。
3. エイドステーションの活用
エイドステーションでは効率よく水分やエネルギー補給を行います。レース中のエネルギー切れを防ぐために、計画的に補給を行い、ライバルよりも持久力を維持します。
4. 精神的な準備
マラソンは精神的なタフさも重要です。レース前にポジティブなイメージトレーニングを行い、自信を持ってレースに臨みましょう。また、途中で辛くなった時には、自分の目標やこれまでの練習を思い出し、モチベーションを維持します。
まとめ
ランニングマシンを活用したマラソン練習は、天候や時間に左右されずに効果的に行うことができます。インターバルトレーニングや傾斜トレーニング、ロングランなど、様々な練習方法を取り入れて、自分に合った練習プランを立てましょう。大会前の数ヶ月から直前までの練習を計画的に行い、正しいフォームを維持し、水分補給を怠らずに、安全で効果的な練習を続けてください。また、大会当日はしっかりとした作戦を立て、ライバルに勝つための準備を整えてレースに臨みましょう。
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